肺塞栓症の原因として、静脈の血栓が最も多く、80%以上を占める。手術以外の治療として、薬剤投与及び経皮的にフィルターの下大静脈への留置が行われている。この度、脱着可能なフィルターを採用し、疾患の軽減後フィルター抜去する治療が行なわれ始めた。右に、従来の下大静脈フィルターと今回使用したフィルターを表示します。今回は腎静脈上部に留置し、約1ヶ月後に抜去しました。


 従来の下大静脈フィルター

今回使用したフィルター